コジログ

お店を始めるというチャレンジ
お店を始めたいと考える方々にとって、その第一歩は大きなチャレンジです。まず賃貸で店舗を借り、内装工事を行い、冷蔵庫やキッチン用品など、営業に必要な設備を整えることが求められます。この一連の準備には、大きな費用がかかることが多く、初期費用はおおよそ500万から1000万円ほどが相場です。（もちろん、工夫次第で費用を抑えることも可能ですが、思い切った投資が必要なことは変わりません。）



しかし、もしすべての設備が整った施設があり、それを時間単位で利用できるとしたらどうでしょうか？お店を始めるハードルは一気に下がり、誰でも気軽に挑戦できる環境が整うはずです。そんな考えから、「シェアキッチン」のアイデアが生まれました。




シェアキッチンとの出会い
私は普段、フリーランスの方々をサポートさせていただいている中で、シマにおける新しいビジネスの形を模索していました。そんな中、4年前に埼玉でシェアキッチンを見学する機会がありました。その施設は、飲食店を始めたい人や短期間のイベントを開催したい人が、必要な時間だけキッチン設備を借りられる仕組みでした。その場の活気や、利用者たちが自由にビジネスを試みる姿に感銘を受け、「このような施設はシマでもきっと必要とされるのではないか」と感じたのです。





イメージを実現させるまで
シェアキッチンのアイデアが浮かんだものの、本当にシマで必要とされるのか、どれくらいの需要があるのかはわかりませんでした。そこで、さまざまな方々に相談しながら、イメージを膨らませていきました。何度も話をする中で、地元の起業家やフリーランスの方々、そして地元の人々から「こういった施設があれば助かる」という声が多く聞かれました。

そしてちょうど一年前の2023年7月ごろ、物件を探していたところ、不動産屋さんから「ちょうどイメージにぴったりの物件が空きましたよ」と連絡を受けました。立地も条件も申し分なく、これはチャンスだと思い、内覧に行くことにしました。しかし、実際に見てみると、現状のままでは理想のシェアキッチンには程遠く、大規模な改修が必要だと判断しました。







大きな決断とその先へ
改修工事を決断したものの、次に直面したのは資金の問題です。どこから資金を調達するか悩みましたが、最終的には自己資金で進めることを決意しました。クラウドファンディングも一時は考えましたが、個人的にやり遂げることにこだわり、挑戦する覚悟を固めたのです。

このプロジェクトがどのように進んでいくのか、次回のブログでお伝えしていきます。続く…

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